整形外科では骨、軟骨、靭帯、筋、腱、血管、皮下組織、脊髄および末梢神経などの運動器疾患(外傷も含め)の診療を行います。
運動器の病気といわれてもすぐに思い浮かばないかもしれませんが、ケガもしていないのに関節が痛い、腰が痛い、背骨が痛い、首が痛い、手足がしびれて動きにくいなどといった症状が出てきます。
これらは主として加齢による病気で、手足の関節が変形(変形性関節症、関節リウマチなど)してきたり、腰や背骨や首の脊椎が変形(椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症など)してきたりするために出現する症状です。
加齢による変化をなくしてしまうことはできませんが、適切な治療や進行を予防することで、より快適な生活を長く送ることができるようになります。
また、「ロコモティブシンドローム(略してロコモ)」と呼ばれる腰や関節や骨のトラブルなど運動器の障害により、要介護になる危険性の高い状態にならないよう予防するためにも少しでも運動器の異常を感じれば受診をお勧めします。
スポーツ実施中の大きな外力による骨折や筋、靭帯の断裂などのスポーツ外傷。
骨や靭帯、筋肉、関節などに繰り返し外力が加わって生じるスポーツ障害などにも対応しています。
関節痛全般、関節の動作障害、関節に水がたまる、スポーツによる障害全般、運動機能障害、打撲、いわゆる四十肩・五十肩、切り傷、擦り傷等の外傷全般、かかとの痛み、捻挫・肉離れ等、どんな症状でもご相談ください。